希望と媚薬

『愛の反対は憎しみではなく無関心です/マザー・テレサ』 『批判書いてる間は俺の事を考えてる。だから俺の事好きなんだなって変換してます/手越祐也』

加藤シゲアキと偽装結婚したいって話


最近「寂しい」という感情を思い出したのか、
予定の入ってない休日は夜ご飯を一人で食べることを
残念と感じるんですが、そういう時に思うんですよね。


あぁ、加藤シゲアキ偽装結婚したいな…って。



現時点で、この先の"ヤバさ"を感じてくれた人は、
その危機察知能力の高さを誇ってほしい。

ただ、私が最初に「あっ加藤シゲアキ偽装結婚したい」って思ったのって、
2016年なのでもう2年越しの願望なんですよ。

2年も狂ってたら逆に正気なので安心してほしい。
何に安心して欲しいのかは分からないですが、
とにかく安心してほしい。
異常も常なら通常っていうし。今考えたけど。

正確に言えば2016年に"気づき"を得たので、
恐らくNEWSを好きになった時点でその願望は既に種となり心に埋まってたんですよね。

それがどうして芽吹いちゃったんだと。

芽吹かんでよかったんじゃないかと。

私自身それは凄く思うのですが、芽吹いちゃったら最後、
墓までこの十字架を背負い続けるしかないんですよね。

きっかけは、「NEWSの中で付き合うなら誰ですか?」
という胸キュンな質問を頂いたことでした。

その時に、

もう付き合うをすっ飛ばしてシゲちゃんと偽装結婚したいです。

お互い20代からの友達なんだけど、
30代になって親とか世間の目が厳しくなってきて
2人で居酒屋でだらだら飲んでる時に

「何で結婚しないの?とかいちいち面倒くさくね?俺、別に必要ないんだよね。」

「分かる。もう戸籍だけ変更したい」

「あ、じゃあ俺と結婚する?」

って感じで偽装結婚したい。別居で。

シゲちゃんは若手人気作家なので3~4ヶ月に1回くらいしか会わない取り決めを交わすんだけど、
その時にお互い作った梅干しと梅酒を交換したりしたい。

って回答したんですよね。

付き合うなら誰かって聞かれてるのにこの回答。
お前の思考回路は爆速エビフライかって感じなんですけど、
この時はまさか2年経ってこの願望が更に熟成してるとは思わなかったですよね。
あれ?梅酒かな?つって。チョーヤもびっくり。


大体はこんな流れで、サラッと決めたいんですよ。

何って、偽装結婚することを。

恋とか愛とかじゃなくて情が繋ぐ婚姻。


結婚しなくたって幸せな2人が、
結婚しなきゃ幸せと見なされない世界で、
偽装結婚することで何かが変わっていく。

みたいな!ゼクシィに訴えられる。

あくまで2人の関係性は変わらないんだけど、
心の中のなかは少しずつ変わっていくのが理想です。
ただ、判子を押しただけなのに。ってね。

だって、今や改名して加藤シゲアキさんとして活躍されてる訳だけど、
公的な書、つまり婚姻届は「加藤成亮」ってなるわけじゃないですか?

つまりこう。
これだけで大分婚姻関係を結びたさが増すと思う。


じゃあいよいよ(?)、私と加藤くんの偽装結婚におけるルール発表します。

あっ、加藤くんとは大学の文芸サークルで出会ったのでずっとこの呼び方だったんですよ。

この時は髪長かったんだなぁ。

加藤くんはこの時よく缶チューハイを飲みながら語っていた夢を叶えて小説家になったんですよね。

すみません、出会ったときのことを思い出すとつい長話しそうになっちゃいますね。

ちなみに2人で飲みに行くまでに仲良くなったきっかけは、
サークルの飲み会で隣になった時に、
2人とも下の名前一発で読まれないって話で意気投合したからです。*1


偽装結婚のルール


・下の名で呼び合う

これは一番最初に決まって一番苦戦したルール!
何しろ今まで何年も加藤くん、○○って名字呼びだったのに、
いきなり下の名前で呼びあえって言われても、
照れるというより笑っちゃうんですよね。

あの「加藤くん」を「成亮さん」って呼ぶなんてって、
しばらくは呼ぶたびに笑っちゃうし、
じゃなければ元の呼び方で呼んじゃうしで、
よく怒られましたね。

自分は親の前以外は名字呼び捨てから名前呼び捨てに変わっただけで、
あんまり違和感ないからってこの〜って思ってたんですけど、
余りにも「あのさ」って呼ばれるから返事しなかったら、
「………○○」って名前で呼んできた時に、やっぱり照れてるんだなって分かったので、
お互い様だなってなったのもいい思い出です。

今はやっと慣れたんですが、たまに編集さんの真似して、
「加藤先生」ってふざけて呼ぶと嫌がられるので、
久しぶりに会う時はよくやります(最低)

・別居

これはもう最初に居酒屋で口約束した時から
決めてたやつですね。

「お互い誰かと住むとか無理っしょ」

「うん」

以上、みたいな。

最初は3、4ヶ月に行き来するくらいでよくね?
って話だったんですが、いざ結婚してみると、
まぁそうも行かなくて…共通の知り合いも増えるし、
いろいろ決めなきゃいけないことも出てくるし、
何より親の目があるので1ヶ月に3.4回くらいは、
主に私が成亮さんの家に行きますね。

その時は一緒にご飯食べるっていうのが、
何となく決め事みたいになってるんですけど、
大体は成亮さんの作り置きと私が買ったやつか、
持ってきたお酒みたいな感じになります。

どうせ成亮さんが作った方が美味しいし、
執筆のストレス発散にもなるじゃん?って言ったら、
「お前なぁ(笑)」っていいながら何だかんだ好きなもの用意しておいてくれるところは優しいなって。

基本は夜だけど、たまに昼から行くと
2人でコーヒー飲みながらぼーっとしちゃって
夜になって慌てて来月の帰省の打ち合わせしたりしますね。


・親を不安にさせない

そもそもお互いに親からの「結婚しないの?」っていう不安スタートなので、
ここは一番努力してる部分ですね。

指輪もいらないっしょ〜って感じだったけど、
結婚式もやらないのに!?って反応されたので、
タイミング的にたまたまなんだけど、
去年のクリスマスに成亮さんが渡してくれました。*2


やっぱり成亮さんは一人っ子だしね。
私よりも色んな意味でプレッシャーとか、
親に対する負い目みたいなのは感じてるのかなって、
時々だけど感じるから、ご両親の前では、
目一杯「加藤成亮の嫁」を演じてます。

なり切るのは得意なんでね…。

ご実家にお邪魔した時に、5歳の成亮さんが描いた絵本を見せてもらった時は感動したなぁ。

何よりも、こんなに愛されて育ってきたんだなって、
今も大事な一人息子なんだって実感すると共に、
少しだけ胸が痛んだりもして…。

「何気にしてんの」って帰りの新幹線で言われた時は、
こういう時だけ鋭いのむかつくなって思いつつも、
多分同じこと考えてるんだなって、
若干ホッとしつつカッチカチのアイス食べたな。


・一番信頼している友人には打ち明ける

これは最後の最後まで争った部分で、
隠し通すべきっていう私と、本当に信頼してる奴なら大丈夫っていう成亮さんでめちゃめちゃ揉めましたね。

けれど何十回目かの話し合いの時に、疲れて
じゃあ、もう結婚自体やめる?って言った私に、
「わかった、…じゃあ理由話すわ」って打ち明けてくれたのが、

本当の夫婦だったら何とかなるけど、
実際婚姻届出してるとはいえ、偽装夫婦だったら、
どっちかが死んだ時に1人だとキツいし、
全部分かってて頼れる奴がいた方がいい。

っていう理由で、私なんかよりずっとずっと
真剣に10年20年…もしかしたら明日になるかもしれない、
先のことまでしっかり想像して考えてくれてるんだって反省したのをよく覚えてます。

だけど、成亮さんが打ち明けた相手が、偽装ってわかってるはずなのに
結婚式代わりの飲み会で乾杯した後にマジ泣きし出した時にはビックリしたし、*3
あとで御礼と謝りに行った時に、
「シゲちゃんが選んだ道なら間違いないから。
俺は応援するよ。」ってことも無げに言われた瞬間、
成亮さんがこの人を選んだ理由が聞かなくてもはっきり分かった気がしました。



・他人以上家族未満

偽装結婚偽装結婚っていうけど、じゃあ具体的に、
2人の関係性を表す言葉って何?っていった時に、
「他人以上家族未満」という距離感を守ろうって自然となったんですよね。

あれは、また婚姻届けだしたばっかりの頃、
ちょうどお互いの仕事も忙しくなって全然打ち合わせの時間も取れなくて会えなくなったんですよね。

連絡はとってたけど、どうしても会って話さないとうまくいかないこととか書類とかもあったけど、
仕事でうまくいかなくてイライラして余計に、
うまくいくものもいかなかったりして…、
とりあえず落ち着いたらってことになったけど、
ちょっと気まずくてこっちからは連絡しない日が続いたんですよね。

そして、相変わらず仕事は忙しいなかで
このままじゃダメだせめてまともな物を食べようって、
久しぶりに料理しようと思ったんだけど、
どうしようもなく前に加藤くんに作ってもらったご飯が食べたくなってしまったんですよね。

でも調べても出てこないしレシピが聴きたくて
謎に緊張しつつ電話したら「じゃあ今からこっちくれば」って言われて、
「今からだと終電ないけど」って返したら、
「そんぐらい泊まってばいいじゃん、そこで追い返すほど他人じゃないでしょ俺ら」って
電話口で呆れ笑いされた時に、
この関係性を表すなら「他人以上、家族未満」なんだなって。

わざわざ口に出したりはしないけれど、
私たちにはこの距離感が一番心地いいんだろうなって思います。


他にも細々したことは決まってるものの、
それはルールっていうよりも一緒に過ごしていくうちに、
お互いにとって一番良い形を探っていって何となくできたものだから、
わざわざ書くことでもないので割愛。



(だいたい私より先に起きてる)

みたいな感じで、何だかんだ楽しく偽装結婚生活を送ってる訳です。






これは飲み会終わりに終電なくして、酔った勢いで
電話したら泊めてくれた翌朝にお詫びとしていれた紅茶を飲んでる成亮さん。



「そろそろ一年も終わるね。先生が走る季節じゃん」
「そうそう、今年こそタイム更新しなきゃ…っておいこら」という話の後に、
クリスマスプレゼントは文章力と語彙力と表現力と自己肯定力がほしいって言ったら、
「最後のやつはとりあえず俺がやるから、前半は努力しろよ。それしかないから。お前ならできるって」
って言ってくれる、


偽装結婚アキがほしいよ〜〜!!!!サンタさ〜〜ん!!!!


急に正気に返る。

12月25日の朝は起きたら〆切終わりで力尽きたのか、
寝ぼけていつもの場所じゃない、来客用(と言う名のほぼ私専用)
のベッド寝ちゃってるヒゲギソアキ*4
が枕元にいますように………☆


*1:加藤くんは有名だったので読めたけど、 私のは流石に読めないだろうと思ってたら漢字から由来を想像して一発で当ててくれた。

*2:http://iwhyh.hatenablog.com/entry/2017/12/24/080000

*3:成亮さんは「あいつピュアだからなぁ(笑)」って笑ってた

*4:髭の偽装結婚アキ