希望と媚薬

『愛の反対は憎しみではなく無関心です/マザー・テレサ』 『批判書いてる間は俺の事を考えてる。だから俺の事好きなんだなって変換してます/手越祐也』

さぁゆけ 幸が君を待つ 僕はここで君想う

EPCOTIAツアー終わりに友人と交わした会話↓


あのさ、‪AVALON‬の手越くんはさ、妖精やねん


ごめん、みてないわ

わかるわかる、あれは自担しか見れない仕様だから。でもさ、‪AVALON‬の手越くんはさ妖精なんだよ

ごめん、増田さんしか見てない

OKOK、わかるわかる、私も手越くんしか見てない。
でも、‪AVALON‬の手越くんは桜の妖精
これは絶対に譲れへん事実やねん


というわけで、結論から言うと
AVALON‬の手越くんは桜の妖精って話なんですけど。



OKOK、わかるわかる。




いきなり妖精って言われてもね、なんやこいつと。
その理由をyo!say!ってなりますよね。うんうん


でもAVALON‬の手越くんは、桜の妖精なんですよ(真剣)


その理由を話すには‪、EPCOTIAツアーにおいて
手越くんが桜の妖精と化していた「‪AVALON‬」の
歌詞の私的解釈を書いておかなければならないので
以下に述べます!


EPCOTIA発売前、発表された曲目を見て
見慣れない単語があった。

それが「‪AVALON‬」

分からないことは秒Googleが信条なので、
すぐさま「あばろん」と検索した(変換しろよ)

しかし、そこは流石世界のGoogle
恐らくこれを指しているのだろうと思われる検索結果が出てきた。


そこで出てきたのがアーサー王がなんたら〜
という話だったのだが詳しくはググってください。(最低)

ざっくりまとめると‪AVALON‬とは、
ブリテン島にあるとされる伝説の島」の名前で
その伝説の島とは「美しいリンゴで名高い楽園」であり
「恵みの島」や「幸福の島」といった概念の一つであるらしい。



へぇ〜〜〜〜〜〜×1111回

へぇボタンで腱鞘炎になったところで
なんやかんやで‪AVALON‬とは「楽園」という
「幸福」を約束された場所であるらしい。

ちなみに「リンゴ」とは旧約聖書でアダムとイブが
楽園を追放されることになったきっかけである
禁断の果実の象徴としてよく用いられるが
その「リンゴ」、しかも「美しいリンゴ」で名高かったという‪AVALON‬は
その禁断の果実を手にしても追放されない
人間が夢見る最幸の楽園であるのかもしれない。



〜盛大に話逸れた〜


まぁいつものことです。

これらの情報を事前に得ていたので、雑誌のインタビュー等で
徐々にアルバム収録曲の概要が出てくるなか
「‪AVALON‬は桜ソング」とメンバーが言ってるのを
見た時は衝撃だった。

勝手にファンタジックな曲なのかな〜とか、
歌詞の中に少なくとも剣は出てくるだろうな!と思ってたので
(アーサー王に引きずられすぎ)

さ、桜!?

となったし、一気にどんな曲なのか予想がつかなくなった。


そして迎えたフラゲ日。

TWINKILE STARと恋する惑星で大分瀕死だったのに加え
AVALON‬の曲順は私の中で期待値MAXっすだった‪IT'S YOU‬の一つ前だった。

だから、完全に油断していたのである。
桜か〜じゃあファンタジーじゃないなとか思って気を抜いていたのもある。

‪そんな私が‪AVALON‬を聴いた時の第一声がこちら↓


「お願いお願いお願い私がどれだけAVALONを好きか伝わって」


正直この世にある言葉ではこの曲への愛を表現しきれないと思った私の焦りがよく伝わる一言である。

イントロからノックアウト。

ドッキング-INTER-における手越くんのカウントダウンの
早くお風呂上がってポケモンしたいのに親に
100数えなさいって言われてスネた子供みたいなゼロの言い方にツボッてるところを心臓直で握られた感じだった。

それからというもの‪AVALON‬→‪IT'S YOU‬の流れなしでは生きられないカラダになり、


「EPCOTIA早く聴いて」
「何がヤバイ?」
AVALONがヤバイ」
「YAVALON?」
「YAVALON」

という狂った会話を姉と交わすまでになった。

それほどに‪AVALON‬は、私のドつぼ曲だっただったのである。


さて、‪‪AVALON‬が私にとってどれだけY‪AVALON‬だったのかを書いたところで
「桜ソング」問題に立ち返ろう。

大抵の日本人は桜という花が大好きであり、
往々にして特別な感情を重ねがちである。

そして、その開花の季節が3月頃であることから
作品のなかで象徴するのは主に「別れ」となることが多い。

NEWSのシングル「さくらガール」のMVでも
面白いくらいにメンバーがフラれていく様を見ることができる。
*1

そう、桜とは出会いと別れの季節に咲く花。

「‪AVALON‬」における桜も「別れ」を象徴しているのだろう。
歌詞を読んでいても、「出会い」でないことは何となく察せられる。

しかし、私がこの曲のなかで一番好きな一節は

Don't say good-bye

なのである。

この一節は正式に歌詞に載っているわけではない。
けれど、まさに春の風に巻き上げられて他の花弁と紛れてしまったひとひらのように、
さりげなく差し込まれるこの一節がどうしようもなく胸を打つのだ。


この歌詞を歌う時の手越くんは眉にキュッとしわを寄せ、
遠くを見て「誰かを想っている」ように見える。




いよいよ本題なのだが、私の中でAVALON

「幸福の地に咲いた桜の木(またはその精)が人に恋をしてしまった」歌なのだ。

「してしまった」というのは、その恋が叶うことはないから。



幸福の島は人間が不幸せを感じずにいられる場所。

しかし、

ひと群れ避け Go find your way to Avalon

と言っているように、この歌詞の主人公は
今いる場所から自分の足で‪AVALON‬に向かう、
つまり‪自分のAVALON‬を探さねばいけないのだ。


つまり用意された幸福の場所は永遠ではなく、
いつかはそこを出ていかなくてはならない。


ここでいう幸福の場所は、存在価値を与えられいて
自分の足で歩けるようになるまで、用意された場所にいることを
"許されている"者たちが集うところを指していると考えると、
「学校」なのではないかと思う。


「学校」と「卒業」
「卒業」と「別れ」
「別れ」と「桜」

これらはほとんど1セットで語られることが多い。


であるならば、桜の木に宿る精はきっと
主人公のことを入学当時から見守ってきたのだろう。

学校が建つ前からそこにあったのか、
それとも建つ前からそこにいたのか。

それはわからないけれど、人、そして
人と人との出会い、別れ、旅立ち

それをずっと見守ってきたのがこの桜の木の精なんだけど、
人は出会った以上いつか別れの時がくると知ってる。

のに、


なのに、この歌の主人公に恋をしてしまうんですよね。


未来と過去 つなぎに旅立つ「現在」

余白の空 

とは、風に背を押されて歩き出した主人公が
これから描いていく真っ白な未来だ。

想い出で 埋めて

ここでは、幸福の島=学校で過ごした、
愛しくも疾く過ぎ去った時間に得た想い出を指すのだろう。

そして、寂しくなったら

Come back here 時空 飛び超えて

「いつでもここでおいで、時空を超えてもここで待っているから」

と、歳をとらず何処へも行けずただあるがまま
時空を超えて存在する桜の精は呼びかける。

Don't follow me,
Don't follow the crowd-ah...owd
振り向かず Get do-down in ur heart

は大雑把に訳すと

僕の後を追わないで、
群衆の後に続かないで、
振り向かず僕らの折れた心を取り戻して

となる。

群衆の後〜とは、生徒達の群れや周囲とも読み取れるが、
もっと大きなひとかたまり、世間や世相のようにも思える。

そして「僕の後を追わないで」とは、
そのまま後ろをついていく、追いかけるという意味もあるが、
私はしたことをそのまま真似るという、似たことをするという意味なのではないかと思う。


それというのも、この英詞の後に

CherryAsh 塵に埋もれて
ピンボケた星 争いは止まないよ

と、続くからである。

この桜が本当に長い間この場所にいたのなら、
過去の争いの数々も見届けてきているはずだ。

人が人を傷つけ争う姿をずっと見てきた。

そしてそれは小さな世界の縮図である学校においてもそうだ。
いじめであったり、思春期の葛藤であったり、人がそこにある限り争いが止むことはない。

それでもこの桜の精が人を愛おしく思うのは、
「桜の精ではない過去」があったからではないか。

争いの中で桜の木の下に埋まったかつて「人だった」存在。

それが今、桜の精として木に宿り(囚われ)
人を見守る定めにあるのではないだろうか。

だから、「僕の後を追わないで」*2

「僕らの折れた心」とは、そのまま争いのなかで傷ついてしまった心を指す。

3年、また6年間主人公を見守ってきたなかで、
争いに巻き込まれることもあったのだろう。

それでも「花時」を迎えられた主人公に、
この場所にとどまるしかない桜の精は希望を託す。

桜 WhiteOut 舞い踊れ WildOnes


桜 WhiteNoise 消し去れ TearDrops


この桜の精が実体をもってこの世界に現れることができるのかは定かではないが、
もしもそれができるのだとしたら、その姿は
まさにEPCOTIAツアーにおけるNEWSの4人でしかない。


自分の姿があの子に見えないように、そして
あの子の姿がもう見えないように。

暴れる風、吹雪さながらに、
舞い踊り散ってかき消してほしい。


ノイズに紛れて叫ぶ精一杯の「Don't say good-bye」

春一番が拭ったのは誰の涙だったのだろう。



恐らく‪「AVALON‬」における"‪Avalon"は、
人々が永遠に憧れる幻の幸福の地と
自分の足で歩んだ先に見つける幸せを感じる居場所の大きく分けて2種類あるのではないか。

後者は、例えば愛しい人の隣であったり。

そして、
人々が永遠に憧れる幻の幸福の地の住人である
この桜の精にとって「永遠に憧れるの」は、
"主人公の隣"なのではないだろうか。


と、あなたのことをきっと誰かが待ってると
背中を押すけど、私もここであなたを待っている、
だから「さよならは言わない」



を歌うのにあんなに適した表情はないと思うんですよ。

だから、AVALON‬における手越くんは桜の精って話(着地点)


結局何が言いたいかっていうと、












EPCOTIA絶対絶対絶対絶対マルチアングルつけてくださ〜〜〜〜〜〜い!!!!

*1:このMVにおける私の中で一番のナンバーワンフラれは手越くんである。そもそも手紙で別れを告げてくるようなナオンと付き合ってたことがもうアレ。手紙の内容はともかく相手の字のクセ…となるが、恐らく顔がハチャメチャにタイプだったのだろう。

*2:流石に飛躍した発想だが、桜の精がかつて人間であり、戦火の中命を落としたとすると主人公はかつての想い人の生まれ変わりなのかな〜とかね