希望と媚薬

オタクは、手越祐也の素晴らしさ尊さ可愛さを言語で表すことができなかったので、更に幸福になるために、 それらのことについて考えないことにした。

日本昔話の桃太郎が手越祐也だったら〜NEWSニッポン昔話

 

 
むかしむかし、あるところに、
シゲ爺と小山キャスターが住んでいました。
 
シゲ爺は書斎の机へ執筆しに、小山キャスターは日テレに出社しました。
 
 
土曜日、小山キャスターがガンジス川のほとりで筋トレをしていると、ガンダラーラ、ガンダラーラと、大きな桃が流れてきました。
 
 
「え〜〜、おいしそう!シゲちゃんにスイーツにしてもらお♡」
 
 小山キャスターは鍛え上げた体で大きな桃を拾いあげると、シゲ爺の待つ家に持ち帰りました。
 そして、シゲ爺と小山キャスターが桃をコンポートにしてパンケーキと一緒に食べようと桃を切ってみると、なんと中から元気の良い男の赤ちゃんがテイッと飛び出してきました。
 
「おい、これ小山の責任だからな」
 
「えぇ〜俺のせいなのぉ〜〜」
 
オギャー!(ヴィブラート)
 
 
 
なんだかんだで年下に甘い小山キャスターと頼られると嬉しいシゲ爺は、満更でもないようです。
 
桃から生まれた男の子を、シゲ爺と小山キャスターはテゴ太郎と名付けました
 
テゴ太郎はスクスク育って、背はあまり伸びませんでしたが、やがて太ももが異常に強靭な、ハートの強い美しい男の子になりました。
 
 そしてある日、テゴ太郎が言いました。
 
 
「ちょっとおれ、鬼ヶ島に行って、悪い鬼をバチーン退治してくるわ。」
 
まさかのイッテQに2人は戸惑いましたが、これもキャラ立ちの為と、てご太郎を送り出すことに決めました。
 
道中仲間をつる…ではなく集めるために、大好きなシゲ爺のを梅干しを壺ごともらうと、テゴ太郎は鬼ヶ島へ出かけました。
 
 
「霊には気をつけろよ〜〜!」とシゲ爺。
 
小山キャスターは泣いていて何を言ってるか分かりませんが、テゴ太郎が帰ってくるまで生クリーム断ちをすると決めていました。
 
「もう慶ちゃん!本当俺のこと好きだな!
そんなに心配しなくても問題ナーイツ!
ネジは実家に置いてくからね〜〜!オッケイないすぅ行ってきまーす!鬼ヶ島ドンドンドーン!
 
(「シゲちゃん後でご近所さんにエクレア持って謝りに行こうね…」
 
「いや俺ちょっとマグロ釣らなきゃいけないから…」
 
「ここ川しかない設定どこ行ったの!?」)
 
 
 
テゴ太郎が壺をリフティングしながら歩いていると
旅の途中で、イヌに出会いました。 
 
「テゴ太郎さん、どこへ行くのですか?」
 
 
「かぁわいい〜!ねぇ写真撮っていい?慶ちゃんにLINEで300枚送るわ」
 
「それでは、頭の上に乗せた壺の梅干しを1つ下さいな。おともしますよ」
 
 
イヌ改め、スカルは梅干しをもらい、テゴ太郎にカメラ目線の写真を300枚撮られた後、おともになりました。
 
 
そして、こんどはサルに出会いました。
 
「テゴ太郎さん、どこへ行くのですか?」
 
 
「鬼も倒せない男って正直女の子ウケ悪いじゃない、ここらで鬼倒しとこうかなって。俺女の子ウケのためにタンクトップもやめたからね、鬼なんて楽勝よ」
 
 
「それでは、頭の上に乗せた壺の梅干しを1つ下さいな。おともしますよ」
 
 
そしてこんどは、キジに出会いました。
 
しかし、キジはテゴ太郎をチラッと見るなり黙ってスマホを弄っています。
 
でもテゴ太郎はこの道中にどうしてもキジが必要な気がしたので
 
「いいよいいよ、そうやってSNS?で悪口書いてる間も俺のことを考えてるんでしょ?だから俺のこと好きってことで一緒に行こう!O〜〜K〜〜〜!」
 
 
 
こうして、スカル、サル、キジの仲間を手に入れたテゴ太郎は、ついに鬼ヶ島へやってきました。
 
 
ど〜〜も〜〜!テゴ太郎でぇす☆
今日は俺、この島を世界で一番熱い戦いの場所にしようと思ってるけど、鬼たち退治される準備できてる??
 
 
東京ドーム中に響き渡るほどの声で煽ったにもかかわらず、鬼どころか、ニャン太一匹いる気配もしません。
 
不審に思いながらも島の奥に進むと、そこには赤鬼…
 
いえ、赤い全身タイツを履いた鬼がいました。
 
 
 
鬼(?)は何故か大きい赤い風船に入って跳ねながら歌っているようでした。
 
「な〜にもやってもキャラがない……♪」
 
「ごめんごめんごめん、申し訳ないけどどこから突っ込めばいいのかわからんわ!」
 
うおおぉっ!!
 
あっぱ〜〜〜!
 
テゴ太郎が大声で突っ込んだ瞬間、ヴィブラートの声圧で風船が割れ、全身タイツの赤鬼(?)は吹っ飛びました。
 
そして、テゴ太郎も洞窟の奥へ吹っ飛びました。
(イェーーーーーーーーーーイ)
 
スカルもサルもキジも戸惑っています。
 
洞窟のあまりの真っ暗らさにパニックになったテゴ太郎は赤鬼(?)の足に縋り付き足をばたつかせました。
 
 
「パニィィィィィィィック!」
 
「ねぇ、」
 
「鬼は倒せるけどお化けはまじで無理!まじで無理!まじで無理!
 
「いや、あの」
 
気がつくと鬼(?)はただの赤い髪の男に変わっていました。
 
「あれ?鬼じゃないの?」
 
「うん、俺自分にキャラがないことに焦燥感があって…だから街に出かけて子供を泣き止ませる活動をしてたんだけど、全身タイツ着てたからかなんか勘違いされちゃってさ……」
 
「おぉ、おぉ、なかなかだな」
 
「このままだとキャラもないまま島に1人きりって考えたら劣等感でついヤケになっちゃってさ…」
 
「なるほどなるほど?」
 
てご太郎は俯いてしまった赤い髪の男を見つめると、言いました。
 
「じゃあ、俺と歌えばいいじゃん」
 
「え?」
 
「で、衣装も作ってよ。だってここにある色んな服って全部鬼さん…じゃないや」
 
「まっすーでいいよ」
 
「格好と名前の温度差すげぇな!まぁいいや、この服全部まっすーのでしょ?俺こんなにオシャレな服見たことないし、まっすーすごくいい声してるもん」
 
「でも…足速くて視力良くて片えくぼの俺なんて…」
 
「いやすげぇ良いところ主張してくるな、分かりづらいボケしてくんな〜〜」
 
すると、それまで一言も喋らなかったキジがおもむろにてご太郎と赤い髪の男改め、まっすーの間に立ち、
 
「君いい声してるYO!YOU達デビューしちゃいな!」
 
とやたらとこもった声でいいました。
 
なんと、キジはジャ○ーさんの生霊に取り憑かれていたのです。
 
 
「まぁなんか鳥は無視して、俺すごい負けず嫌いだけど、いいの?」
 
「俺もすごい頑固だけど…、いいよ?」
 
 
3匹を完全に置いてけぼりにして、誤解の解けた赤鬼改めまっすーとテゴ太郎は2人でテゴ太郎の故郷に帰ることにしました。
 
帰りの道中、「ミソスープ」というなんかいい感じの曲ができたので、帰ったらキジ改めてジ○ニーさんのコネを利用して、みんなの前で披露しようということになりました。
 
「慶ちゃーーん!シゲーーーー!帰宅なう帰宅なう帰宅なう!見てみて、まっすーもいるよ!」
 
「「いや、まっすーって誰だよ!!!!」」
 
 シゲ爺と小山キャスターは、最初は戸惑ったものの、結局悪さをする鬼はいなかったという事実と、テゴ太郎の元気すぎるほど元気な姿を見て大喜びです。
 
 そして4人は、それぞれが自らの努力で手に入れた個性という宝物のおかげで、いつまでもしあわせに暮らしましたとさ。
 
 
めでたし めでたし …… ☆